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『加爾基 精液 栗ノ花』(カルキ・ザーメン・くりのはな 英題:''Kalk Samen Kuri-no-Hana'')は、2003年2月23日に東芝EMI(当時)より発売された日本のシンガーソングライター・椎名林檎の3作目のスタジオ・アルバム。初回生産分のみ「林檎クン眉唾ステツカー」封入(シールを剥がすと24歳当時の椎名の直筆メッセージが見られる仕組み)。ボーナストラックが収録された2枚組仕様のアナログ盤はデビュー5年目の記念日である同年5月27日に発売された。 自身初となるコピーコントロールCD仕様で発売されたが〔先行シングル『茎(STEM)~大名遊ビ編~』では通常盤のみコピーコントロールCD〕、2008年7月2日にデビュー10周年記念アルバム『私と放電』の発売に併せ廃盤となり、新たに通常のCD-DA盤(品番:TOCT-26578)が再発売された。 == 概要 == 本作は2000年に発表された2作目のアルバム『勝訴ストリップ』以来、妊娠・出産による活動休止を経て、約3年ぶりに発売されたスタジオ・アルバムである〔ただし2002年5月に2枚組のカバーアルバム『唄ひ手冥利〜其ノ壱〜』を発表しているため、アルバムとしては約9ヶ月ぶりとなる〕。本作は今までの椎名のアルバムでのスタイル「バンド演奏による一発録り」ではなく、オーケストラの演奏やプログラミング等をふんだんに用いて多重録音で成された作品である。当時、引退しようと思っていた椎名は「その場のセッションだけでOKというアルバムを2枚作ったので、やめる前にもう少し楽器の音色や録音技術、その他いろいろな方法を使ったものを一枚くらい作ろう(と思って作った)」と語っている。 また椎名本人のセルフ・プロデュースで、過去2枚のアルバムより製作期間が長く、約1年の月日をかけて製作された。編曲については、それまでの椎名の作品ほとんどに関わってきたアレンジャー兼ベーシストである亀田誠治ではなく、レコーディング・エンジニアの井上雨迩が椎名とともに担当している〔ユニット名は「化猫キラー」。〕。また「やつつけ仕事」およびその他収録曲のオーケストラ・パートに関しては、カバーアルバム『唄ひ手冥利~其ノ壱~』の「森パクトディスク」で編曲を担当した森俊之が編曲している。 椎名は予算を気にしながら製作し、なるべく節約するため、自身が所有するマッキントッシュと安価な録音機材と作曲・編集ソフトを用い、大まかなアレンジを井上雨迩と交換しながらしていったという。民族楽器など単品の楽器は自宅の一室で録音し、ストリングスなど大人数を要する物は別々の部屋で同時収録をした。ボーカル・トラック録音の際は「太宰治的体験」をしたいという椎名の要望で、わざわざ熱海の旅館の一室を借りて機材を持ち込んで録音したと話している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「加爾基 精液 栗ノ花」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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